SUBTOTAL関数 データの集計や分析に利用する

数学/三角

SUBTOTAL関数は、リストやデータベースの部分的な合計を計算するために使用されます。フィルターを適用したデータでも集計が可能です。

利用可能なExcelのバージョン

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関数の構成

SUBTOTALサブトータル(集計方法, 範囲1, [範囲2], …)

利用する引数

引数名説明値の例
集計方法使用する集計方法の種類を指定する番号非表示の行を含む非表示の行を無視機能
1101平均値
2102数値の個数
3103データの個数
4104最大値
5105最小値
6106
7107不偏標準偏差
8108標本標準偏差
9109合計値
10110不偏分散
11111標本分散
範囲1集計の対象となるセル範囲。A1:A10
範囲2(省略可)追加の集計対象セル範囲。B1:B10

利用サンプル

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サンプル1:平均値を求める

AB
1データ結果
210=SUBTOTAL(1, A2:A5)
320
430
540
6

結果: 10,20,30,40 の平均値は25です。B2セルには「25」が表示されます。

サンプル2:数値の個数を求める

AB
1データ結果
210=SUBTOTAL(2, A2:A6)
320
4abc
540
650

結果: 10,20,abc,40,50 の内、数値は4つです。B2セルには「4」が表示されます。

サンプル3:データの個数を求める

AB
1データ結果
210=SUBTOTAL(3, A2:A6)
3
4abc
540
650

結果: 10,(空白),abc,40,50 の内、データは空白を除く4つです。B2セルには「4」が表示されます。

サンプル4:最大値を求める

AB
1データ結果
210=SUBTOTAL(4, A2:A6)
330
450
540
620

結果: 10,30,50,50,40,20 の内、最大値は50です。B2セルには「50」が表示されます。

サンプル5:最小値を求める

AB
1データ結果
210=SUBTOTAL(5, A2:A6)
330
450
540
620

結果: 10,30,50,50,40,20 の内、最小値は10です。B2セルには「10」が表示されます。

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