ROMAN関数は、指定したアラビア数字をローマ数字に変換します。オプションで変換の形式を指定することもできます。
利用可能なExcelのバージョン
すべてのバージョン
関数の構成
ROMAN(数値, [形式])
利用する引数
引数名 | 説明 | 値の例 |
---|---|---|
数値 | 変換するアラビア数字。 |
|
形式 | 省略可能。ローマ数字の簡略化の度合いを指定する。0から4の整数。 | 0(古典的な形式), 1, 2, 3, 4(簡略化された形式) |
利用サンプル
「コピー」ボタンを押すと、式がクリップボードにコピーされます。
サンプル:1987をそれぞれの形式で変換
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | 形式 | 数値 | 余り |
2 | (省略) | 1987 | |
3 | 0 | 1987 | |
4 | 1 | 1987 | |
5 | 2 | 1987 | |
6 | 3 | 1987 | |
7 | 4 | 1987 |
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | 形式 | 数値 | 余り |
2 | (省略) | 1987 | MCMLXXXVII |
3 | 0 | 1987 | MCMLXXXVII |
4 | 1 | 1987 | MCMXCVII |
5 | 2 | 1987 | MCMXCVII |
6 | 3 | 1987 | MCMXCVII |
7 | 4 | 1987 | MCMXCVII |
説明:形式0は、最も伝統的なローマ数字表記を使用します。それに対し、形式1から4は段階的に簡略化されていきます。しかし、形式1から4の具体的な違いは通常の利用においては見られず、エクセル内での実装の違いにより、特定の状況下で形式が変化することがあります。
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