MROUND関数 指定された基準値の倍数に丸める

数学/三角

MROUND関数は、指定した数値を最も近い、指定した基準値の倍数に丸めます。これは、会計やデータ分析の際に特定の単位で値を丸めるときに便利です。

利用可能なExcelのバージョン

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関数の構成

MROUNDラウンドトゥマルチブル(数値, 基準値)

利用する引数

引数名説明値の例
数値丸めたい数値を指定します。任意の実数(例: 10.5, A1, 5+3)
基準値数値を丸める基準となる値を指定します。任意の実数(例: 2, 0.5, B2)

利用サンプル

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サンプル1:

ABC
1数値基準値計算結果
210.52=MROUND(A2, B2)

結果: 数値10.5を基準値2の倍数に丸めると、最も近い10になります。C2セルには「10」が表示されます。

サンプル2:

ABC
1数値基準値計算結果
215.30.5=MROUND(A2, B2)

結果: 数値15.3を基準値0.5の倍数に丸めると、最も近い15.5になります。C2セルには「15.5」が表示されます。

サンプル3:

ABC
1数値基準値計算結果
2235=MROUND(A2, B2)

結果: 数値23を基準値5の倍数に丸めると、最も近い25になります。C2セルには「25」が表示されます。

サンプル4:

ABC
1数値基準値計算結果
27.71=MROUND(A2, B2)

結果: 数値7.7を基準値1の倍数に丸めると、最も近い8になります。C2セルには「8」が表示されます。

サンプル5:

ABC
1数値基準値計算結果
212.33=MROUND(A2, B2)

結果: 数値12.3を基準値3の倍数に丸めると、最も近い12になります。C2セルには「12」が表示されます。

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