MMULT関数 2つの行列の積を求める

数学/三角

MMULT関数は、2つの行列の積を計算するために使用されます。行列積の計算は、データ分析や統計において非常に重要であり、様々な応用があります。

利用可能なExcelのバージョン

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関数の構成

MMULTマトリックス・マルチプリケーション(配列1,配列2)

利用する引数

引数名説明値の例
配列1最初の行列。行数と列数の要件を満たしている必要があります。任意の数値の配列(例 A1:B2)
配列22つ目の行列。配列1の列数と同じ数の行を持つ必要があります。必要があります。
任意の数値の配列(例 C1:D2)

利用サンプル

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サンプル1: 基本的な使用例

ABCDEF
11234
23456
3
4=MMULT(A1:B2, D1:E2)
5
6

説明:2つの行列の積を計算します。

結果:

ABCDEF
11234
23456
3
41316
52936
6

サンプル2: 単位行列との乗算

ABCDEF
11012
20134
3
4=MMULT(A1:B2, D1:E2)
5
6

説明:単位行列を使用して行列を変換します。

結果:

ABCDEF
11012
20134
3
412
534
6

サンプル3: 3×2行列と2×3行列の乗算

ABCDEF
112123
234456
356
4
5=MMULT(A1:B3, D1:F2)
6
7

説明:異なるサイズの行列同士の積を計算します。

結果:

ABCDEF
112123
234456
356
4
591215
6192633
7294051

サンプル4: 行ベクトルと列ベクトルの乗算

ABCD
1123
2345
4
5=MMULT(A1:B3, D1:F2)
7

説明:行ベクトルと列ベクトルの積を計算します。

結果:

ABCD
1123
2345
3
413
529

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