INT関数は、指定された数値を最も近い整数に切り捨てる関数です。小数点以下を切り捨てるため、整数部分のみを取得することができます。これにより、数値の整数部分を容易に取得できます。
利用可能なExcelのバージョン
すべてのバージョン
関数の構成
INT(数値)
利用する引数
引数名 | 説明 | 値の例 |
---|---|---|
数値 | 小数点以下を切り捨てたい数値を指定します。 | 任意の実数 |
利用サンプル
「コピー」ボタンを押すと、式がクリップボードにコピーされます。
サンプル1: 基本的な使用例
A | B | |
---|---|---|
1 | 数値 | 変換結果 |
2 | 5.7 |
結果: 数値5.7を最も近い整数に切り捨てます。結果は5です。B2セルには「5」が表示されます。
サンプル2: 負の数値の使用例
A | B | |
---|---|---|
1 | 数値 | 変換結果 |
2 | -3.4 |
結果: 数値-3.4を最も近い整数に切り捨てます。結果は-4です。B2セルには「-4」が表示されます。
サンプル3: ゼロの使用例
A | B | |
---|---|---|
1 | 数値 | 変換結果 |
2 | 0 |
結果: 数値0を最も近い整数に切り捨てます。結果は0です。B2セルには「0」が表示されます。
サンプル4: 整数の使用例
A | B | |
---|---|---|
1 | 数値 | 変換結果 |
2 | 7 |
結果: 既に整数の場合、切り捨てても同じ整数が返されます。B2セルには「7」が表示されます。
コメント