FLOOR.PRECISE関数 数値を指定した基準値の倍数に切り下げる

数学/三角

FLOOR.PRECISE関数は、指定された数値を最も近い、指定された基準値の倍数に切り下げます。正の数も負の数も処理できます。

利用可能なExcelのバージョン

すべてのバージョン

関数の構成

FLOOR.PRECISEフロアプリサイス(数値, [基準値])

利用する引数

引数名説明値の例
数値切り下げたい数値を指定します。任意の実数
基準値(省略可能)切り下げの単位を指定します。デフォルトは1です。任意の実数

利用サンプル

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サンプル1: 基本的な使用例

AB
1数値変換結果
27.8=FLOOR.PRECISE(A2)

結果: 数値7.8を最も近い1の倍数に切り下げます。結果は7です。B2セルには「7」が表示されます。

サンプル2: 基準値を指定した使用例

AB
1数値変換結果
25.9=FLOOR.PRECISE(A2, 0.5)

結果: 数値5.9を0.5の倍数に切り下げます。結果は5.5です。B2セルには「5.5」が表示されます。

サンプル3: 負の数値の使用例

AB
1数値変換結果
2-3.4=FLOOR.PRECISE(A2)

結果: 数値-3.4を最も近い1の倍数に切り下げます。結果は-4です。B2セルには「-4」が表示されます。

サンプル4: 大きな基準値を指定した使用例

AB
1数値変換結果
2123.45=FLOOR.PRECISE(A2)

結果: 数値123.45を10の倍数に切り下げます。結果は120です。B2セルには「120」が表示されます。

サンプル5: 負の数値に基準値を指定した使用例

AB
1数値変換結果
2-7.8=FLOOR.PRECISE(A2)

結果: 数値-7.8を0.5の倍数に切り下げます。結果は-8です。B2セルには「-8」が表示されます。

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