DAYS360関数は、2つの日付の間の日数を360日暦（1年を12ヶ月×30日として計算）で計算します。主に会計目的で使用されます。
利用可能なExcelのバージョン
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関数の構成
DAYS360(開始日, 終了日, [方法])
利用する引数
| 引数名 | 説明 | 値の例 |
|---|---|---|
| 開始日 | 計算の開始日を指定します。 | "2023/01/01", A1 |
| 終了日 | 計算計算の終了日を指定します。 | “2”2023/12/31″, B1 |
| 方法 | （省略可）アメリカ式（FALSEまたは省略）かヨーロッパ式（TRUE）かを指定します。 | TRUE, FALSE |
利用サンプル
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サンプル1：アメリカ式とヨーロッパ式の違い
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 開始日 | 終了日 | 方法 | 日数 |
| 2 | 2023/1/1 | 2023/1/31 | FALSE | |
| 3 | 2023/1/1 | 2023/1/30 | FALSE | |
| 4 | 2023/1/1 | 2023/1/31 | TRUE | |
| 5 | 2023/1/1 | 2023/1/30 | TRUE |
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 開始日 | 終了日 | 方法 | 日数 |
| 2 | 2023/1/1 | 2023/1/31 | FALSE | 30 |
| 3 | 2023/1/1 | 2023/1/30 | FALSE | 29 |
| 4 | 2023/1/1 | 2023/1/31 | TRUE | 29 ※30-1=29 |
| 5 | 2023/1/1 | 2023/1/30 | TRUE | 29 |
説明:DAYS360関数は１か月を30日として計算します。ヨーロッパ式（方法：TRUE）の場合、月末の31日を指定した場合、同月の30日として計算されます。（上記の※）
サンプル2：2023/1/1～2023/1/31 の日数計算（アメリカ式）
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 開始日 | 終了日 | 方法 | 日数 |
| 2 | 2023/1/1 | 2023/12/31 | FALSE |
結果: アメリカ式の場合 2023/1/1～2023/12/31 の日数は、360です。D2セルには「360」が表示されます。
サンプル3：2023/1/1～2023/1/31 の日数計算（ヨーロッパ式）
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 開始日 | 終了日 | 方法 | 日数 |
| 2 | 2023/1/1 | 2023/12/31 | TRUE |
結果: ヨーロッパ式の場合 2023/1/1～2023/12/31 の日数は、359です。D2セルには「359」が表示されます。
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