DATEDIF関数は、2つの日付の間の差を計算します。この差は、年、月、日単位で返されます。例えば、年齢計算や経過日数の計算に便利です。
利用可能なExcelのバージョン
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関数の構成
DATEIF(開始日, 終了日, 単位)
利用する引数
引数名 | 説明 | 値の例 |
---|---|---|
開始日 | 年を指定します。4桁計算の開始日を指定します。 | "2023/01/01" |
終了日 | 計算の終了日を指定します。 | “2024/01/01” |
単位 | 計算結果を返す単位を指定します。 “Y”は年、”M”は月、”D”は日、”MD”は日だけ、”YM”は月だけ、”YD”は年だけの差を返します。 | “Y”, “M”, “D”, “MD”, “YM”, “YD” |
利用サンプル
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サンプル1:2023年1月1日から2024年1月1日までの期間を年単位で求める
A | B | C | D | |
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1 | 開始日 | 終了日 | 単位 | 結果 |
2 | 2023/01/01 | 2024/01/01 | “Y” |
結果: 2023年1月1日から2024年1月1日までの年数の差は1年です。D2セルには「1」が表示されます。
サンプル2:2023年1月1日から2024年1月1日までの期間を日単位で求める
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | 開始日 | 終了日 | 単位 | 結果 |
2 | 2023/01/01 | 2024/01/01 | “D” |
結果: 2023年1月1日から2024年1月1日までの日数の差は365日です。D2セルには「365」が表示されます。
サンプル3:2024年1月1日から2024年2月1日までの期間を月単位で求める
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | 開始日 | 終了日 | 単位 | 結果 |
2 | 2024/01/01 | 2024/02/01 | “M” |
結果: 2024年1月1日から2024年2月1日までの月数の差は1か月です。D2セルには「1」が表示されます。
サンプル4:2024年1月1日から2024年3月1日までの期間の差の日のみを求める
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | 開始日 | 終了日 | 単位 | 結果 |
2 | 2024/01/01 | 2024/03/01 | “MD” |
結果: 2024年1月1日から2024年3月1日までの差は2か月0日です。日の差は0日になります。D2セルには「0」が表示されます。
サンプル5:2023年1月1日から2024年2月1日までの期間の差の月のみを求める
A | B | C | D | |
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1 | 開始日 | 終了日 | 単位 | 結果 |
2 | 2023/01/01 | 2024/04/01 | “YM” |
結果: 2023年1月1日から2024年2月1日までの差は1年3か月です。月の差は3か月になります。D2セルには「3」が表示されます。
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