CSC関数 指定された角度の余割(コセカント)を求める

数学/三角

CSC関数は、指定された角度の余割(コセカント)をラジアン単位で返します。コセカントは正弦(サイン)の逆数で、直角三角形における斜辺の長さを対辺の長さで割った値として定義されます。

利用可能なExcelのバージョン

Excel 2013以降のバージョン

関数の構成

CSCコセカント(数値)

利用する引数

引数名説明値の例
数値余割(コセカント)を計算する角度をラジアン単位で指定します。任意の実数

利用サンプル

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サンプル1: 基本的な使用例

AB
1角度(ラジアン)余割(コセカント)
21=CSC(A2)

結果: 角度1ラジアンの余割は約1.1884です。B2セルには「1.1884」が表示されます。

サンプル2: π/2ラジアンのコセカント

AB
1角度(ラジアン)余割(コセカント)
21.5708=CSC(A2)

結果: 角度π/2ラジアン(約90度)の余割は1です。B2セルには「1」が表示されます。

サンプル3: -π/4ラジアンのコセカント

AB
1角度(ラジアン)余割(コセカント)
2-0.7854=CSC(A2)

結果: 角度-π/4ラジアン(約-45度)の余割は約-1.4142です。B2セルには「-1.4142」が表示されます。

サンプル4: π/3ラジアンのコセカント

AB
1角度(ラジアン)余割(コセカント)
21.0472=CSC(A2)

結果: 角度π/3ラジアン(約60度)の余割は約1.1547です。B2セルには「1.1547」が表示されます。

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