CONFIDENCE.T関数 母集団に対する信頼区間を求める(t分布を利用)

統計

CONFIDENCE.T関数は、母集団の標準偏差が未知である場合に、信頼区間を計算するために使用されます。t分布に基づいて、標本の平均の信頼区間を提供します。

利用可能なExcelのバージョン

Excel2010以降のバージョン

関数の構成

CONFIDENCE.Tコンフィデンスティー(有意水準, 標準偏差, データの個数)

利用する引数

引数名説明値の例
優位水準信頼水準の補数(1 – 信頼水準)。信頼水準が95%の場合、優位水準は0.05です。0.05
標準偏差母集団の標準偏差。標本の標準偏差ではありません。1.5
データの個数標本のサイズ。標本の数を指定します。100

利用サンプル

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サンプル1:t分布を利用した場合の信頼区間の幅(優位水準:0.05、標準偏差:1.5、データの個数:100)

ABCD
1優位水準標準偏差データ個数信頼区間の幅
20.051.5100=CONFIDENCE.T(A2, B2, C2)

結果: 優位水準5%、標準偏差1.5、データの個数が100個の場合、信頼区間の幅は 0.297632543 です。D2セルには「0.297632543」が表示されます。

サンプル2:t分布を利用した場合の信頼区間の幅(優位水準:0.01、標準偏差:2.0、データの個数:150)

ABCD
1優位水準標準偏差データ個数信頼区間の幅
20.012.0150=CONFIDENCE.T(A2, B2, C2)

結果: 優位水準1%、標準偏差2.0、データの個数が150個の場合、信頼区間の幅は 0.426085133 です。D2セルには「0.426085133」が表示されます。

サンプル3:t分布を利用した場合の信頼区間の幅(優位水準:0.1、標準偏差:1.0、データの個数:50)

ABCD
1優位水準標準偏差データ個数信頼区間の幅
20.11.050=CONFIDENCE.T(A2, B2, C2)

結果: 優位水準10%、標準偏差1.0、データの個数が50個の場合、信頼区間の幅は 0.237100101 です。D2セルには「0.237100101」が表示されます。

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