BINOM.DIST関数 二項分布の確率を求める

統計

BINOM.DIST関数は、試行回数と成功確率に基づいて、特定の成功回数が得られる確率を計算します。累積分布関数としても利用可能です。統計学や確率計算において頻繁に使用される関数です。

利用可能なExcelのバージョン

Excel2010以降のバージョン

関数の構成

BINOM.DISTバイノミアルディストリビューション(成功回数, 試行回数, 成功確率, 累積)

利用する引数

引数名説明値の例
成功回数確率を求めたい回数を指定します。3
試行回数全体の試行回数を指定します。10
成功確率あらかじめわかっている確率を指定します。試行を1回行ったときに目的の事象が起こる確率です。0.5
関数形式確率質量関数の値を求める場合はFALSEを指定し、累積分布関数の値を求める場合はTRUEを指定します。TRUE, FALSE

利用サンプル

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サンプル1:累積分布関数の結果を求める

入力内容
ABCD
1成功回数試行回数成功確率関数形式
23100.5TRUE
3=BINOM.DIST(A2, B2, C2, D2)
出力結果
ABCD
1成功回数試行回数成功確率関数形式
23100.5TRUE
30.171875

サンプル2:確率質量関数の結果を求める

入力内容
ABCD
1成功回数試行回数成功確率関数形式
23100.5FALSE
3=BINOM.DIST(A2, B2, C2, D2)
出力結果
ABCD
1成功回数試行回数成功確率関数形式
23100.5TRUE
30.1171875

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