BETA.INV関数 ベータ分布の累積分布関数の逆関数の値を求める

統計

BETA.INV関数は、累積分布関数の特定の確率値に対するベータ分布の逆関数の値を計算します。統計分析に使用され、特定の確率値に対応するベータ分布の値を求める際に便利です。

利用可能なExcelのバージョン

Excel2010以降のバージョン

関数の構成

BETA.INVベータインバース(確率, alpha, beta, [下限], [上限])

利用する引数

引数名説明値の例
確率関数を評価する値0.5
alphaパラメータαの値を数値で指定します。2
betaパラメータβの値を数値で指定します。3
[下限]区間の下限値を数値で指定します。省略すると0が指定されたものとみなされます。0
[上限]区間の上限値を数値で指定します。省略すると1が指定されたものとみなされます。1

利用サンプル

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サンプル1:確率値0.5、α2、β3のベータ分布逆関数値(下限、上限を省略)

入力内容
ABCDE
1確率alphabeta下限上限
20.523
3=BETA.INV(A2, B2, C2)
出力結果
ABCDE
1確率alphabeta下限上限
20.523
30.385727568

サンプル2:確率値0.5、α2、β3のベータ分布逆関数値(下限、上限を指定)

入力内容
ABCDE
1確率alphabeta下限上限
20.52301
3=BETA.INV(A2, B2, C2, D2, E2)
出力結果
ABCDE
1確率alphabeta下限上限
20.52301
30.385727568

サンプル3:確率値0.7、α2、β3のベータ分布逆関数値(下限、上限を指定)

入力内容
ABCDE
1確率alphabeta下限上限
20.72301
3=BETA.INV(A2, B2, C2, D2, E2)
出力結果
ABCDE
1確率alphabeta下限上限
20.72301
30.508404755

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