AVERAGEIF関数 条件を満たすセルの平均を求る

統計

AVERAGEIF関数は、指定した範囲内で条件を満たすセルの平均を計算するために使用されます。この関数は、データ分析に役立ちます。

利用可能なExcelのバージョン

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関数の構成

AVERAGEIFアベレージイフ(範囲, 条件, [平均対象範囲])

利用する引数

引数名説明値の例
範囲条件をチェックするセル範囲A1:A10
条件平均を計算するための条件“>=10”, “<5”, “=5”, “Apple”
平均対象範囲平均を計算するセル範囲(省略可能)B1:B10

利用サンプル

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サンプル1:数値条件と一致する値の平均

ABC
1条件値元の値結果
212=AVERAGEIF(A2:A11,”>=5″,B2:B11)
323
435
547
6511
7613
8717
9819
10923
111029

結果: A列が 5以上の行について、B列の平均値を求めます。11, 13, 17, 19, 23, 29 の平均値は、18.6666・・・です。C2セルには「18.66666666666667」が表示されます。

サンプル2:数値条件と一致する値の平均(平均対象範囲を指定しない)

ABC
1条件値元の値結果
212=AVERAGEIF(A2:A11,”>=5″)
323
435
547
6511
7613
8717
9819
10923
111029

結果: A列が 5以上の行について、平均値を求めます。5, 6, 7, 8, 9, 10 の平均値は、7.5です。C2セルには「7.5」が表示されます。平均対象範囲を指定しない場合は、範囲に指定された値が、そのまま平均値算出元の値として利用されます。

サンプル3:数値条件と一致する値の平均

ABC
1条件値元の値結果
2Apple2=AVERAGEIF(A2:A11, “Apple”, B2:B11)
3Banana3
4Cherry5
5Apple7
6Cherry11
7Apple13
8Cherry17
9Banana19
10Apple23
11Cherry29

結果: A列が “Apple”の行について、B列の平均値を求めます。2, 7, 13, 23 の平均値は、11.25 です。C2セルには「11.25」が表示されます。

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