YEARFRAC関数 2つの日付間の年数を小数で返す

日付/時刻

YEARFRAC関数は、2つの日付の間の経過年数を小数で計算します。これにより、年単位での期間を正確に把握することができます。

利用可能なExcelのバージョン

すべてのバージョン

関数の構成

YEARFRACイヤーフラクション(開始日, 終了日, [基準])

利用する引数

引数名説明値の例
開始日計算の開始日を指定します。2024/1/1
終了日計算の終了日を指定します。2025/12/31
基準日数の計算に使われる基準日数(月/年)を、以下の数値で指定します。
0または省略30日/360日(米国方式)
1実際の日数/実際の日数
2実際の日数/360日
3実際の日数/365日
430日/360日(ヨーロッパ方式)

利用サンプル

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サンプル1:開始日2024/1/1 終了日2024/12/31 基準:省略(米国方式)

ABCD
1開始日終了日基準結果
22024/1/12024/12/31=YEARFRAC(A2,B2)

結果: 2024/1/1~2024/12/31を基準を省略(米国方式)とした場合の結果は1です。D2セルには「1」が表示されます。

サンプル2:開始日2024/1/1 終了日2024/12/31 基準:0(米国方式)

ABCD
1開始日終了日基準結果
22024/1/12024/12/310=YEARFRAC(A2, B2, C2)

結果: 2024/1/1~2024/12/31を基準を0(米国方式)とした場合の結果は1です。D2セルには「1」が表示されます。

サンプル3:開始日2024/1/1 終了日2024/12/31 基準:1

ABCD
1開始日終了日基準結果
22024/1/12024/12/311=YEARFRAC(A2, B2, C2)

結果: 2024/1/1~2024/12/31を基準を1とした場合の結果は0.99726776です。D2セルには「0.99726776」が表示されます。基準1は基準日数(月/年)「実際の日数/実際の日数」で計算されます。2024年はうるう年のため、365/366=0.99726776となります。

サンプル4:開始日2024/1/1 終了日2024/12/31 基準:2

ABCD
1開始日終了日基準結果
22024/1/12024/12/312=YEARFRAC(A2, B2, C2)

結果: 2024/1/1~2024/12/31を基準を2とした場合の結果は1.013888889です。D2セルには「1.013888889」が表示されます。基準2は基準日数(月/年)「実際の日数/360日」で計算されます。365/360=1.013888889となります。

サンプル5:開始日2024/1/1 終了日2024/12/31 基準:3

ABCD
1開始日終了日基準結果
22024/1/12024/12/313=YEARFRAC(A2, B2, C2)

結果: 2024/1/1~2024/12/31を基準を3とした場合の結果は1です。D2セルには「1」が表示されます。基準3は基準日数(月/年)「実際の日数/365日」で計算されます。365/365=1となります。

サンプル6:開始日2024/1/1 終了日2024/12/31 基準:4(ヨーロッパ方式)

ABCD
1開始日終了日基準結果
22024/1/12024/12/314=YEARFRAC(A2, B2, C2)

結果: 2024/1/1~2024/12/31を基準を4(ヨーロッパ方式)とした場合の結果は0.997222222です。D2セルには「0.997222222」が表示されます。基準4(ヨーロッパ方式)は基準日数(月/年)「30日/360日」で計算されます。359/360=0.997222222となります。

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