SUMIF関数は、指定した条件に一致するセルの値を合計するための関数です。特定の条件に基づいてデータを集計する際に便利です。
利用可能なExcelのバージョン
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関数の構成
SUMIF(範囲, 条件, 合計範囲)
利用する引数
引数名 | 説明 | 値の例 |
---|---|---|
範囲 | 条件を適用するセル範囲を指定します。 | A1:A10 |
条件 | 合計するセルを決定するための条件を指定します。 | “>10”, “りんご” |
合計範囲 | 合計するセル範囲を指定します。省略すると「範囲」が合計範囲として使用されます。 | B1:B10 |
利用サンプル
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サンプル1:数値条件に一致する値の集計
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | 10 | 100 | |
2 | 20 | 200 | |
3 | 30 | 300 | |
4 | 40 | 400 | |
5 | 50 | 500 |
結果: A1:A5の範囲で20より大きい値に対応するB列の値を合計します。B2セルには「1200」が表示されます。
サンプル2:特定の文字列に一致する値の集計
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | りんご | 100 | |
2 | みかん | 200 | |
3 | りんご | 300 | |
4 | ぶどう | 400 | |
5 | りんご | 500 |
結果: A1:A5の範囲で「りんご」に対応するB列の値を合計します。B2セルには「900」が表示されます。
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