LCM関数は、指定された数値の最小公倍数(Least Common Multiple)を計算します。最小公倍数とは、指定された数値のすべてに共通する最小の倍数のことです。
利用可能なExcelのバージョン
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関数の構成
LCM(数値1, 数値2, …)
利用する引数
引数名 | 説明 | 値の例 |
---|---|---|
数値1 | 最小公倍数を求めるための最初の数値を指定します。 | 任意の整数(例: 12) |
数値2 | 最小公倍数を求めるための2番目の数値を指定します(省略可能)。 | 任意の整数(例: 15) |
… | 追加の数値を指定することができます(省略可能)。 | 任意の整数(例: 18, 20) |
利用サンプル
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サンプル1: 基本的な使用例
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | 12 | 15 |
結果: 数値12と15の最小公倍数を求めると、結果は60になります。C1セルには「60」が表示されます。
サンプル2: 3つの数値の最小公倍数を求める
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | 12 | 15 | 20 |
結果: 数値12と15の最小公倍数を求めると、結果は60になります。C1セルには「60」が表示されます。
サンプル3: 負の数値を含む最小公倍数を求める
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | -12 | 15 |
結果: 負の数値はエラーとなります。C1セルには「NUM!」が表示されます。
サンプル4: 1つの数値だけで最小公倍数を求める
A | B | |
---|---|---|
1 | 12 |
結果: 数値12の最小公倍数を求めると、結果は12になります。同じ数値の場合、その数値自体が最小公倍数となります。B1セルには「12」が表示されます。
サンプル5: 複数の数値の最小公倍数を求める
A | B | C | D | E | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 12 | 15 | 18 | 20 |
結果: 数値12、15、18、20の最小公倍数を求めると、結果は180になります。B1セルには「180」が表示されます。
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