DECIMAL関数は、指定された基数(2から36)で表された数値を10進数に変換します。数値と基数を引数として受け取ります。
利用可能なExcelのバージョン
Excel 2013以降のバージョン
関数の構成
DECIMAL(数値, 基数)
利用する引数
引数名 | 説明 | 値の例 |
---|---|---|
数値 | 基数で表された数値を指定 | 文字列形式の数値(例:'1010') |
基数 | 数値が表されている基数を指定 | 2から36の整数 |
利用サンプル
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サンプル1: 2進数を10進数に変換する
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | 数値 | 基数 | 10進数 |
2 | 1010 | 2 |
結果: C2セルには「10」が表示されます。
サンプル2: 16進数を10進数に変換する
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | 数値 | 基数 | 10進数 |
2 | 1A | 16 |
結果: C2セルには「26」が表示されます。
サンプル3: 8進数を10進数に変換する
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | 数値 | 基数 | 10進数 |
2 | 75 | 8 |
結果: C2セルには「61」が表示されます。
サンプル4: 36進数を10進数に変換する
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | 数値 | 基数 | 10進数 |
2 | ZY | 36 |
結果: C2セルには「1294」が表示されます。
サンプル5: 10進数を10進数に変換する
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | 数値 | 基数 | 10進数 |
2 | 123 | 10 |
結果: C2セルには「123」が表示されます。(変換なし)
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