CEILING.PRECISE関数 数値を指定した基準値の倍数に切り上げる

数学/三角

CEILING.PRECISE関数は、指定された数値を最も近い、指定された基準値の倍数に切り上げます。負の数値も正しく処理され、基準値が正であれば、正方向に切り上げられます。

利用可能なExcelのバージョン

すべてのバージョン

関数の構成

CEILING.PRECISEシーリングプリサイス(数値, 基準値)

利用する引数

引数名説明値の例
数値切り上げたい数値を指定します。任意の実数
基準値切り上げの基準となる数値を指定します。任意の正の数値。省略した場合は1

利用サンプル

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サンプル1: 数値を最も近い1の倍数に切り上げる

AB
1数値変換結果
24.3=CEILING.PRECISE(A2)

結果: 数値4.3を最も近い1の倍数に切り上げます。B2セルには「5」が表示されます。

サンプル2: 基準値を0.5に指定して切り上げる

AB
1数値変換結果
25.25=CEILING.PRECISE(A2, 0.5)

結果: 数値5.25を0.5の倍数に切り上げます。B2セルには「5.5」が表示されます。

サンプル3: 負の数値を基準値1で切り上げる

AB
1数値変換結果
2-4.3=CEILING.PRECISE(A2)

結果: 数値-4.3を最も近い1の倍数に切り上げます。B2セルには「-4」が表示されます。

サンプル4: 負の数値を基準値0.5で切り上げる

AB
1数値変換結果
2-5.3=CEILING.PRECISE(A2, 0.5)

結果: 数値-5.3を0.5の倍数に切り上げます。B2セルには「-5」が表示されます。

サンプル5: 基準値2で切り上げる

AB
1数値変換結果
26.8=CEILING.PRECISE(A2, 2)

結果: 数値6.8を2の倍数に切り上げます。B2セルには「8」が表示されます。

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