BASE関数 数値を指定の基数(2~36、n進数)に変換する

数学/三角

BASE関数は、指定された数値を、2から36の範囲の任意の基数(n進数)に変換します。数値を別の基数に変換することで、異なる数値表現を得ることができます。

利用可能なExcelのバージョン

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関数の構成

BASEベース(数値, 基数, [桁数])

利用する引数

引数名説明値の例
数値逆変換したい整数(0以上の数値)任意の正の整数
基数変換先の基数。2から36までの整数例: 2(2進数)、10(10進数)、16(16進数)
桁数(省略可能)変換後の数値の桁数任意の正の整数。省略時は桁数に制限なし

利用サンプル

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サンプル1: 10進数を2進数に変換する

AB
1数値変換結果
210=BASE(A2, 2)

結果: B2セルには「1010」が表示されます。

サンプル2: 10進数を16進数に変換する

AB
1数値変換結果
2255=BASE(A2, 16)

結果: B2セルには「FF」が表示されます。

サンプル3: 桁数を指定して変換する

AB
1数値変換結果
225=BASE(A2, 8, 4)

結果: B2セルには「0031」が表示されます。

サンプル4: 10進数を10進数に変換する

AB
1数値変換結果
2123=BASE(A2, 10)

結果: B2セルには「123」が表示されます。(変換なし)

サンプル5: 10進数を36進数に変換する

AB
1数値変換結果
21234=BASE(A2, 36)

結果: B2セルには「YA」が表示されます。

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